五分つきご飯
かぼちゃと長ネギの味噌汁
さつまいもとあわのコロッケ
ほうれん草のゴマあえ
今は旬の野菜が余りとれない時期です。
保存のきくかぼちゃやさつまいも
乾物などを使いながら給食を作っています。
干ししいたけ
高野豆腐
わかめ
昆布
ひじき
のり
麩
など、日本にはたくさんの乾物があります。
野菜や海藻、魚などの水分を除き、
乾燥させているため
保存がきいてこんな風に食材がない時にも
いただける食品です。
干すことで旨味や甘味もプラスされ
優れた日本の伝統食です。
家庭でもストックしていると
大変助かる食品ですよ。
きびご飯
キャベツと玉ねぎの味噌汁
さつまいもと大豆のかき揚げ
ほうれん草とわかめの梅酢和え
移行食の子どもたちは
かき揚げではなく
さつまいもと大豆の煮物
をいただきました。
かき揚げにはお味噌汁のダシをとるのに使用した
昆布をいれています。
あえ物にはわかめを入れています。
野菜があまり採れないこの時期は
海藻類の存在がすごくありがたいです。
鉄分、カルシウムの宝庫である海藻類、
ご家庭でも意識していただきましょう!
前回のブログはこちらです。
「子どもの食はゆっくりすすめています」↓
https://1ban-syokuiku.jugem.jp/manage/?mode=smp_write&eid=272
子どもの食はゆっくり進めた方がいいと
思っていることについて
もう少し書いていきます。
子どもの発達は様々であるため
その発達段階に合わせて大人は接していきますよね。
トイレの練習も
与えるおもちゃも
与える本も
遊び方も
語りかけも
その子の発達に合うものを提供したり
その子に合わせて接したりします。
食べ方だって
はじめは大人や兄弟が食べているところを
ジッとみて、口をペッとなめてみたりと
真似をするところからはじまって。
食べる準備ができ、食べ物への興味関心がでてくると
自ら手を伸ばして、食べ物に触れようとします。
そして、手づかみで食べようとする。
手先が上手に使えるようになると
スプーンを使って食べられるようになって
もっと指がバラバラに動くようになると
箸を使っていただくことが可能になります。
こんなふうに、必ず発達段階があって
その時の子どもの心身の発達によって
大人の対応や言葉かけ、
与えるおもちゃや道具が違うわけです。
栄養がどうだとか
バランスがどうだとか
とりあえず置いておいて
この基本的な考え方に乗っ取って考えてみると
「早く様々な食材を食べないと栄養がとれない」
という考え方に「?」が出てくるのです。
手先が動かない時に箸を渡しても
うまく使えない。
道具を便利な道具として使うことができない訳です。
目に見えてわかる手の機能が
箸という道具に追いついていないのだから
箸を使った大人のような食事は
まだ早いのではないか。
体の中の食べ物を消化吸収する準備がまだ
できていないのではないか
と私は考えます。
はじめは固形を食べるより
母乳の方が赤ちゃんの体にとって
最適な栄養であるから
吸てつ反射という原始反射があり
唇に触れると舌と唇で吸引することが
生まれながらにできるようになっています。
それが、だんだんと食べるための道具である歯が
発達してくると
食べものをすりつぶす
切り刻む
噛み切る
ということができるようになってくる。
実際に1歳半ころから奥歯が生え始め
2歳半から3歳頃には
20本の乳歯が生えそろう
だから、昔(江戸時代)の日本では
1歳半頃まで母乳を飲み
その頃から柔らかいご飯を母乳にプラスして与え
3歳頃に卒乳をし、普通の食事をいただく
となっていました。
歯の発達にピッタリ合っていますよね。
消化機能はどうかというと
4歳頃に糖質の消化酵素が大人並みになり
8歳頃に大人とほぼ同じ消化機能が育つ
といわれています。
つまり、歯の発達にほぼ合わせて
体の機能ができているのです。
いちばん星保育園では
離乳食の時に食べる食品数は
他の保育園よりも少ないと思います。
そして、離乳食と幼児食の間に
移行食というものをつくりました。
離乳食や移行食をいただいている体の未熟な時期は
なるべく消化の良いものを
体の負担なくと
使用食材を少なめに設定しています。
移行食が終わって
2歳児クラスに入るとやっと幼児食のスタートです。
といっても
糖質の消化機能が大人くらいになるのが4歳。
大人とほぼ同じ消化機能となるのが8歳。
揚げ物は週に1回とし
消化に負担のかかる動物性たんぱく質は極力控えて
ご飯とお味噌汁を主とした給食にしています。
食べるという行為は
口に入れて「おいしい!」で
終わりではありません。
食べたものが体の中に入って
消化吸収して
必要なものは自らの命に変え、
不要なものは排泄する。
自分の命(血や肉、精神的発達など)に変えることを
消化といいますが
これは、食べたものを一度「消して」
自らの体にあったものに「化かす」行為です。
自分の体に必要なものに変える力、
変えるだけの体の機能がなければ
いくら栄養の高いものを食べても
それは不要なものと判断され
外に出されてしまう。
出し方は
排便、排泄、汗、
皮膚の症状、鼻の症状、発熱、、、
などで出そうとします。
現在は、様々な情報があります。
きっと、その情報の多くは正しいのではないか
と私は思います。
専門家が調べて、
実験をして、
導き出した結論ですから。
でも、その道の専門家というところは
考慮しなければいけないと思います。
その情報を右からも左からも
上からも下からも
近くからも遠くからも
様々な角度からみて
また、他の考え方も視野に入れて
それを我が子に落とし
落とした結果を観察しながら
変化に応じて変えていかなければいけない。
こんなふうに書くと面倒だな
と思うかも知れませんが、
私の尊敬する小児科の先生は
「一番のお医者さんは
いつも子どもをみているおかあさん」といいます。
きっと、いつも子どもの近くで一緒に過ごしている
保育者の方々の直観、なんとなくそんな気がする
というそれが、きっと正しい選択であるのだろうと思います。
自分の子どもの発達をみながら
心の変化をみながら
そして家族の状況や
食事を準備する自らの状況
様々なことを考慮して
最高な方法ではなく
最適な方法を選んでご家庭の食を
すすめていいくといいのかな、
と思っています。
保育園は一般的な子どもの発達を考慮して
より負担なく
子どもが子どもらしく真っすぐに
生きられるような食を提供していきます。
]]>
保育園のひなまつり行事に合わせて
おやつにケーキをだしました。
いちごの甘い香りが保育室まで届いたようで
調理室にみにきてくれた子どもたちもいました。
もちろん、バター、砂糖、卵なしの
子どもにたくさん食べていいよ!
と心からいえるケーキです(﹡ˆᴗˆ﹡)
あたたかくなったり
体調管理が難しい時期ですね。
春の語源は「張る」です。
内側からふわっと膨らむ季節。
植物でみると、
種の中で活発な成長があり
膨らむことで芽が出ます。
つぼみも膨らんで色とりどり
キレイな花が咲きます。
同じ地に住む私たちもその自然界の影響は
受けています。
体の中から膨らみ、柔らかさがでてきます。
膨らむ時に
体の中に溜め込んだ老廃物が
表面に押し出されていく。
だから、春は花粉症に代表されるように
鼻水がでたり
咳がでたり
皮膚の症状がでたりと
症状は派手にでます。
春の症状は派手にでるから不快に思う方も
いらっしゃると思いますが
この春というエネルギーを使っての症状。
この季節にしかだせない特別なもの
そう考えると
症状は私たちを守ってくれる
ありがたいものであるといえますし
ださなければもったいないと
そう思えますよね。
不要なものを捨てて
心身ともにスッキリと過ごしたいですね。
さて。
先日の給食です。
もちきびとじゃがいものコロッケ
小松菜と人参のあえ物
五分つきご飯
白菜とネギの味噌汁
春は青い(緑)の葉もの野菜も
薬になります。
ほうれん草、小松菜なども
意識していただいてみてくださいね!
根菜が旬となるこの時期だけの献立。
根菜ともちあわを入れて炊いたものを
春巻きの皮に包んで揚げた春巻きです。
移行食の子どもたちは
春巻きではなく
根菜ともちあわの煮物をいただきました。
また来年までのお楽しみです。
そして、春巻きの隣にあるひじきの煮物
これは子どもたちはよく食べます。
先生方からも
ひじきの煮物と
ごぼうのきんぴらの日は
子どもの食べがよくて
給食が終わるのが早いと教えていただきました。
ひじきの煮物や
きんぴらを好んで食べてくれる子どもたち。
素敵な子どもたちです(﹡ˆᴗˆ﹡)
特徴について書いていきます。
いちばん星保育園の給食の進め方は
かなりゆっくりと進んでいると思います。
一般的に離乳食は、離乳中期の7〜8カ月頃になると
お米やイモ類、野菜、果物に加えて
魚や肉、卵黄、大豆製品、乳製品などをいただくようになっていています。
そしてそれは
「様々な食材を食べさせて好き嫌いをしない子に育てるため」
とか
「多くの食材をいただいて栄養のバランスをとるため」
であるといわれています。
このような考え方を知った上で
あえていちばん星保育園では
・多くの食材をいただくよりも
より子どもの体にあった食材を提供してあげること
・子どもの食は急がずにゆっくり進めること
を大切に献立を立てて調理しています。
それは、食べ物を受け入れる口の状態、歯の状態、
体の中の内臓の状態などを考えてのことです。
日本において「離乳食」という言葉や料理、献立が出てきたのは
戦後のことです。
それまでは、子どもが食べたそうにしたら
大人のものを小さくして与えたり
お味噌汁にご飯を入れて食べさせたりと
大人の食事を工夫して子どもに食べさせてました。
それも、子ども自らが食べたいという意欲がでてきたら食べさせる、
という子ども主導な食の在り方だったと思います。
そのため、子どものための料理も献立も必要なく
すりつぶすとか
ドロドロにするとか
味付けを薄味にするとか
そのような考え方はなかったし
この時期がきたから、離乳食を開始しようとか
この時期はこのくらいの硬さのものを食べさせないといけないとか
データや本などを基準に与えることはしていなかったのです。
子どもが食べ物に興味がでたら
食卓に並んでいるものを工夫して
子どもに食べさせる。
基準になるものは目の前にいる我が子。
だから現在のママさんよりも
食に関する悩みは少なかっただろうし
離乳食を作る手間などなかったのではないかと
思われます。
そもそも、離乳食の考え方が広まったのは
ほんの最近のことです。
1980年代に厚生労働省がガイドラインを作成してからなのです。
今までなかった考え方がでてきて
自分の子どもをみて判断していた食の進め方から
生後何か月かという時期や
その時期に食べる物や食べ物の形状に基準が移り
この時期だからこうやって食べさせないと!
と考えて、基準と合わないと不安になる。
なかなか食べなてくれないと
発達が悪くならないのか、
少食で大丈夫か、
離乳食の作り方が悪いのか、
味付けがよくないのか、
などと不安になり
たくさん食べれば食べたで、
たくさん食べて肥満にならないか、
丸飲みするけど大丈夫か、
噛んでいないのではないか、
などとたくさんの悩みがでてきてしまう。
いちばん星保育園の給食をゆっくり進めるのは
子どもの発達に合わせてあげたいから。
数値やデータ、本などの情報はあくまで参考であって
子ども自身の体の発達に基準をもってくる。
そうすると
奥歯が生え始めるのが1歳半くらい
このくらいまでは、丁寧にゆっくりと食を進めるべきだとみえてきます。
乳歯の20本が生えそろい、乳歯列が完成するのが2歳半から
ということは
やっとこの辺りから様々なものが食べられるようになるだろうから
食べる食品数を増やして幼児食に切り替えるといいかなと
考えます。
乳児歯列が完成したということは
食べるための道具である歯がそろったということ。
きっとみえない体の中の機能も
食べものを受け入れる準備ができたんだろうな
とみることができるだろうと思います。
子どもの発達で一番急ぐのは頭の発達です。
だとしたらどのようなものを
小さい時期から与え
どのようなものを与えないようにするか
こんなふうに、実際の子どもの体の状態を基準に
物事を考えていくと
考え方が非常にシンプルになってきますし
そんなに急いで色々なものを
たくさん食べなくてもいいのではないか
という結論になるのです。
最近、離乳食と幼児食の間に移行食を設けたのも
もう少し幼児食を食べる時期を遅くして
子どもの発達に合わせてあげるためです。
ご家庭では保育園よりもっと
子どもに寄り添った食が提供できると思います。
全ての答えはきっと目の前の子どもにありますから
悩んだときは子どもたちに教えてもらってくださいね。
つづく
5分搗きご飯
長ネギ、白菜、かぶ、昆布の味噌汁
高きびとじゃがいもとメンチカツ風コロッケ
小松菜と人参のえごま和え
移行食の子どもたちは
メンチカツ風のコロッケではなく
高きびとじゃがいもの味噌煮
をいただきました。
高きびとじゃがいもをお味噌で炊いたものを
移行食の子どもたちが、
そして、その煮物を丸めて溶き粉、パン粉を
つけて揚げてコロッケにしたものを
幼児食の子どもたちがいただきました。
離乳食の子どもたちは
ご飯にじゃがいもを入れて
じゃがいもご飯でいただいています。
それぞれ、子どもの発達に合わせて
料理法や使用調味料を変えて提供しています。
そして、いちばん星保育園の食のすすみ方は
かなりゆっくりとしていると思います。
それはなぜなのか、次回書きます。
鬼と金棒の雑穀クッキーと
りんご葛ジュース
いつものおやつはおむすび。
でも年に数回、こうやってお楽しみおやつが
出ます。
鬼の形のクッキーを出すことは
調理現場の私たちしか知らなかったので
この可愛らしいクッキーをみて
子どもたちはもちろん
先生方も喜んでくださいました。
クッキーは小麦粉と雑穀の粉、
菜種油、塩のみで
砂糖やバター、卵は使っていません。
雑穀の粉、今回はひえの粉と
高きびの粉を使いました。
その雑穀の色の違いで
クッキーの種類が2種類あるかのように
できています。
飲み物は100%りんごジュースと葛で
葛ジュースを作りました。
葛には強い生命力があるので
これからたくましく生きる子どもたちに
食べてもらいたい食材の一つです。
今回、ちょうど良い機会だなと思って
葛でとろみをつけたりんごジュースを
出しました。
違和感なく、子どもたちは飲んでくれて
一安心!
葛でついたとろみは
喉や体の中の消化器を保護して守ってくれます。
だから、喉の調子がいまいちとか
消化不良とか
そんな時は助けになってくれます。
葛根湯という漢方薬をご存知な方も
いらっしゃると思います。
これは葛の根っこで作られたものです。
風邪の引き始め、熱が高い時などにも
葛は効果があるということですね。
またこれからも葛を出していこうと
思っています。
葛について、
詳しくは食育便りに書いて配布済みですから
また一度、読んでみてください。
そして、ご家庭でも
取り入れてみてくださいね。
]]>
五分搗きご飯
白菜と高野豆腐の味噌汁
根菜のもちあわ春巻き
ほうれん草とわかめの味噌汁
およそ1年ぶりの登場!
根菜のもちあわ春巻き。
根菜の美味しい季節にのみ
たくさんの根菜類と
甘みの強いあわという雑穀をいれて
春巻きにしています。
給食で提供するのは
年に2回ほど。
だからこそ、特別感・贅沢感があります。
離乳食のお子さまは
離乳食用に根菜類ともちあわを炊き、
塩と醤油で調味したものをいただきました。
1歳クラスの移行食の子どもたちは
菜種油で根菜類を炒めて
もちあわを入れて炊き、
塩と醤油で調味した根菜ともちあわの煮物で
いただきました。
今回は使用している春巻きの皮についてです。
春巻きの皮は添加物が含まれているものも
あります。
還元水あめ、食用植物油脂、乳化剤、、、など
できれば子どもたちには
添加物を食べてほしくないので。
保育園では、添加物未使用の
春巻きの皮を使用しています。
原材料は、小麦粉(国内製造)、塩、でんぷん
だから、小麦粉の風味が残って
春巻きをより美味しくしてくれます。
その春巻きの皮の主たる原料の小麦粉。
農林61号小麦粉を使用しています。
農林61号小麦粉とは、
遺伝子組み換えなどない時代に
観察を繰り返し、繰り返し、
誕生した小麦粉です。
70年の歴史があり、日本の粉食を支えてきた
日本の小麦粉の主力品種の1つです。
非常にコクのある味わいが特徴的です。
しかし、現在では、外国の小麦粉などによって
栽培量も減少し、
幻の小麦粉ともいわれています。
その農林61号を使って作った
春巻きの皮。
これで保育園は春巻きをいただいています。
素朴な給食の中に
たくさんの先人の努力と知恵、
天地自然の恵みが入っています。
また春巻きは来月に出ます。
3月はお野菜の関係でどうなるか…
どちらにしても
あと一回か二回の提供で。
また来年のお楽しみになります。
味わっていただきます(﹡ˆᴗˆ﹡)
]]>
寒いが続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
先日の給食写真です。
体を温める食材であるごぼうを入れた
お味噌汁
さつまいもの甘さが美味しいかき揚げ
きび入りの五分つきご飯
寒い時期らしい
体を温める給食となりました!
これから2月の立春までは
お味噌や醤油などの発酵食品
体をあたためる根菜類
胃腸の負担が少ない穀類
これらをいただいて、寒さを乗り切ると
いいですね!
1月は1年で一番寒い時です。
1月6日、
「寒の入り」といわれる「小寒」に入り
この小寒から節分までの「寒の内」が
寒さが厳しい時とされています。
そして、先日、冬の最後の二十四節季である
「大寒」に入り、ますます寒さが厳しくなる時期となります。
その「大寒」の期間は、
季節の変わり目といわれている「土用」とも重なります。
寒さが厳しいのに加えて
季節の変わり目ということで
胃腸の機能が低下し
体調を崩しやすい頃だと思います。
お腹や腰が冷えないように
温めて養生していきましょう。
胃腸の機能が弱まるこの頃の食は
甘いお菓子などは極力控えます。
甘いお菓子は胃腸の負担になるだけではなく
体を冷やしてしまうからです。
今から2月の節分の次の日の「立春」までは
「基本の食べ方」をより守ることが
重要になってきます。
ご飯を中心に、発酵食品を摂取する。
つまり、ご飯、味噌汁、漬物という食の基本を
より意識することです。
胃腸の負担も少なく、体を温める食べ方を
徹底して、この寒い時期を乗り切りましょう!!
]]>
今日の給食
五分つきご飯
キャベツとかぼちゃの味噌汁
ひえとかぶのコロッケ
さつまいもと昆布の煮物
心身ともに
あったかくなりそうな献立でした。
この冬はじめてのひえとかぶのコロッケ。
かぶがトロッと炊けるので
クリーミーなコロッケになります。
かぶがいただける今しか作れないコロッケ。
大切にいただきます。
お味噌汁はたくさんの具材が入り
冬らしい汁物となりました。
キャベツ
かぼちゃ
人参
えのきたけ
油揚げ
彩も綺麗なお味噌汁です。
冬至は過ぎたとはいえ
寒さのピークはこれからです。
冬らしい食べ方を心がけて
年末、元気にお過ごしくださいね♪
砂糖なし
卵なし
バターなし
でケーキを作り、提供しました。
いくらハレの日でも
砂糖が入ったおやつは避けたいです。
大人の私たちが
好きなだけ食べていいよ、
と堂々といえるおやつを出したいと
思っています。
タルト生地は
小麦粉
ひえ粉
菜種油
塩を少々でできています。
タルト台の上には
100%りんごジュース
ひえ粉
で作ったクリームをのせて
いちごで飾り付け。
りんごジュースの甘さと
ひえ粉の甘さで美味しいケーキです。
離乳食を食べている子どもたちには
100%りんごジュースとひえ粉でクリームを作り
刻んだいちごをトッピング!
可愛らしくできました(﹡ˆᴗˆ﹡)
人参の炊き込みご飯
さつまいもと長ねぎの味噌汁
車麩のフライ
ひじきの煮物
人参の炊き込みご飯、
人参と油揚げと高野豆腐を具材にして
作ります。
高野豆腐と油揚げは
できる限り、小さく切ります。
ご飯とうまく混ざるので
小さめに切った方が美味しいのです。
そして、人参の千切りと共に油で炒めて
少し濃いめの塩で味付け
ご飯、アマランサスと一緒に炊き込みます。
人参たっぷりのご飯。
美味しいハルさん人参がいただける時のみ
給食に出しています(﹡ˆᴗˆ﹡)
塩味のみで美味しいですから
ぜひ、ご家庭でも作ってみてくださいね!
五分つきご飯
白菜とれんこんの味噌汁
じゃがいもの肉じゃが風煮
納豆
今日は珍しく土曜日の保育園にいます。
せっかくなので、土曜日の給食を
ご紹介しようと思います。
土曜日は基本的に
分搗きご飯
味噌汁
煮物や和え物
です。
ご飯をたくさん食べる給食です。
ご飯は主食です。
こんな風におかずを少なめにすることで
ご飯が主食として
たくさん食べられるようになります。
12月は何かと忙しい日々になります。
ご飯を炊いて
お味噌汁を作って
納豆やのり、ふりかけでご飯をいただく
簡単に食事の用意ができるのも嬉しいですが
さらに、年末、体のお掃除になるのが
シンプルなご飯中心の食事です。
また次回、穀類が体をキレイにしてくれる理由を
かこうと思います。
早くも今年も残り2か月。
何かと慌ただしくなる時だからこそ
丁寧な暮らしをしたいものですね。
先日、立冬を迎えて暦の上では冬に
なりましたね。
この世のいのちあるものは
冬は一度、停止に入ります。
寒い冬、陽気が奪われないように
なるべく静かに眠ったかのように過ごします。
だから植物は枯れて、葉を落とし
動物は冬眠に入る。
そして、なるべく余計なエネルギーの発散は
避けて
生命の温存に徹する。
私たち人間も同じです。
夏のように汗をダラダラかいて
冷たいものを食べて
夜更かしをして
と日々暮らすと
春に不調がやってきます。
あたたかいものをいただき
運動は気分がいい程度
ゆっくりとした睡眠時間を確保して
丁寧にゆっくり過ごしましょう!
さて。先日の給食写真です。
これは離乳食の写真です。
たくさんの野菜を入れて
ご飯を炊き込んでいます。
ほうれん草とわかめの醤油和え
白菜のお味噌汁
という献立でした。
子どもたちは本当によく食べます。
おかわりさえも空っぽになって
帰ってきます。
こちらは1歳さんの給食
炊き込みご飯
白菜とえのきたけの味噌汁
さつまいもの天ぷら
ほうれん草とわかめの梅酢和え
さつまいもの天ぷらを小さめに切って
食べやすくして出しました。
このさつまいもの天ぷら
職員の皆さまにもすごく喜ばれて。
この天ぷらすごく美味しい!と
嬉しいことに大絶賛!
さつまいもに塩をまぶして
揚げたから甘味が強くでたのかも
知れません。
ほんのひと手間が
美味しさのポイントだったりしますよね。
2歳さんからの幼児食の写真は
ないのですが。
2、3歳のクラスには
給食時間にお邪魔しました。
みんなキレイに食べています。
誰一人として遊び食べや
歩き回る子もいなくて
ちゃんと椅子に座って
箸やスプーンを使って
上手に食べています。
そして、
お汁のおかわりください
ご飯のおかわりください
とたくさんの子どもたちがおかわりをして
食べていました。
ご飯粒が少し残っているなぁ
このほうれん草、きれいに食べて欲しいなぁと
思って。
このご飯粒まで食べられる?
これも食べて欲しいなぁ、
と声をかけると
お皿、ピカピカにキレイに
食べてくれました。
ほんと、素直で可愛いです。
たくさん食べて
大きく成長してです(﹡ˆᴗˆ﹡)
かぼちゃタルト
かぼちゃマッシュ、甘酒、りんごジュース、
ひえ粉、小麦粉、菜種油など
自然な食材を使ったお菓子
そして
離乳食の子どもたちには
リンゴジュースとひえ粉でプリン風を作り
かぼちゃマッシュを飾り付け
年に数回しかでないケーキを
子どもたちはとても楽しみにしています。
甘いおやつが当たり前のこの時代に
ケーキが楽しみ!と思えるのも
私はすごく素敵な食育だと思っています。
次は来月、クリスマスの時に
ケーキを焼きます♪
楽しみですね。
]]>給食は週一回の揚げ物の日です。
今日は根菜入りのコロッケ
たくさんの野菜を切るので
手間はかかりますが
根菜類がたくさん入っていて
美味しいコロッケです。
これがコロッケを切った写真
細かく切った野菜や乾物がたくさん
入っています!
副菜は大根と人参のきんぴら
醤油とみりんで味付けです。
給食後、帰ってきた食管の中の写真を
撮りました。
ご飯も、お味噌汁も、おかずも
お代わりさえも空っぽです。
きれいによく食べました!
こんなによく食べてくれると
すごく嬉しいです。
高きびご飯
ねぎと油揚げの味噌汁
キャベツとわかめの梅酢和え
さつまいものかき揚げ
夏野菜が姿を消して
根菜類や地面近くにできる葉物が増えてきました。
根菜類は体をあたためてくれる効果があります。
これからの季節、大切に食べていきたいですね。
さて、今回のお話しです。
前回、女性は体の中に子を授かるお宮である
子宮=神社を持っていると
書きました。
その続きです。
関連ブログはこちらから↓
・お米で子宮をあったかく
http://1ban-syokuiku.jugem.jp/?eid=252
女性は体の中に子宮という神社を持つためか
昔から女性のことを
「おかみさん=お神さん」といいますよね。
その神なる存在とされるおかみさんが
生命の土台をつくる「台所」で
家族のために料理を作る。
昔の人はそう考えていました。
それも昔の台所は
気が高いが語源である
気多=北
に配置し
方位のエネルギーでより食べ物の
生命力を高めて作られていました。
見た目は質素でも
生命力あふれる食材で
愛情たっぷり込めて
料理を作っていたんですね。
だから、
その家それぞれに家庭の味があり
お袋の味があったのです。
最近は簡単に外で食事をいただけるし、
出来合いのものを買ってきて
いただくこともできる。
生命の土台を作る場である台所に入らずして、
生命を維持している家庭も増えてきています。
2023年3月に厚生労働省と警視庁から
2022年中における自殺の状況を公表しました。
小中高校生の自殺者数は514人で、
1980年に統計を開始してから
初めて500人を超え、
過去最多となったんだそうです。
ここ数年はコロナウイルスによる
環境の変化が大きかったですし
一概にいえることではないですが
生きる元気がなくなっている若者が
多くなっているというのは事実。
これは、大人の私たちがちゃんと受け止めて
いくべき大切なこと。
子どもを元気にするために
生命力のある食べ物を食べさせる
生命の土台である台所で
家庭料理を作ってあげる
これは大人の私たちがするべき
大事なお仕事です。
もちろん、たまには
外食したり、中食でご飯をいただくことも
いいと思います。
でも、食事をつくり、いただくことの重要性を
もっと大人が知ってもいいのではないか
と思ったりします。
女性の社会進出により
家庭での女性の仕事が軽視されていますが
家族のために食事を用意することは
どんなお仕事よりも大切で
毎日続けることは
とっても、とっても大変です。
無償で
休みもなく
やる事が当たり前であると思われてしまう仕事
それも、仕事や子育て、介護をしながら
こなしていくのです。
なかなかできることではないですよね。
日本は母の国といわれています。
つまり、循環しながら生み出す国です。
西洋の創り出すという
発想の国ではありません。
生命を生み出す役割を持つのは女性です。
だから、母校、母国など
存在の根源である言葉には母という漢字を
日本では使います。
古い考えかも知れませんが
性質の違う男女が同じ世界に存在するのは
それぞれ役割があるからだと
私は思っています。
こんな時代だからこそ
女性のあたたかく
力強く
全てを受け止めて支える
この力が必要だと思います。
台所に立って
家族の健康のため
料理を作りましょう!
お仕事で難しいなら
お休みの日だけでも
心を込めて料理を作り
家族の生命力を高めていきましょう!
この世から消えてしまいたいと思う子どもが
少なくなって
キラキラと未来に希望が持てる
元気な子どもたちを
台所からつくっていきましょう!
]]>
涼しくなってきました。
気温の変化が激しい時です。
お体にお気をつけくださいね。
先日の給食写真です。
ひえご飯
かぼちゃと長ネギの味噌汁
野菜のえごま和え
ツナとさつまいものコロッケ
今回、はじめてだした
ツナとさつまいものコロッケ。
少しツナの感じが強かったので
次回はさつまいもの量を増やして
ほっくりとしたコロッケに
仕上げようと思います。
園長先生は
「今日のコロッケうまい!新作だね!」
と嬉しそうに言ってくださいました!
こんな言葉が励みになります。
これからもっともっと美味しく
変えていきます。
さて。今回のお話しは
お米でお腹をあったかく!
↓
http://1ban-syokuiku.jugem.jp/?eid=251
この内容の続きです。
お腹のあったかさ、
特に女性は大切です。
女性のお腹には子宮があります。
この子宮という漢字。
子を授かるお宮と書きます。
1つの生命を生み出すには
かなりの大きなエネルギーが
必要になってきます。
だから、女性の子宮は体の中でも
一番あったかく陽性力が高い
場所になっているのです。
新たな命を生み出すのは女性であって
だからこそ、世界は循環し、めぐっていく。
生命を生み出す子宮の元気はとても大切!!
その子宮が冷えている女性が
非常に増えている。
月経前症候群、生理痛、生理周期の乱れ、
子宮筋腫、不妊症などなど
女性特有の症状で
悩む人はたくさんいらっしゃいます。
生命を生み出す子宮をあったかく
元気にするために
米を食べることです。
米は生長過程で稲、米、ご飯と
名前が変わる珍しい食べものです。
イネ…命の根っこ 息の根 生きる根
という意味が込められ
大切に守り続けてきた食べものです。
米をいただくから
心身ともに元氣になって
勇氣が湧いてくる
根氣強く頑張って
自分の氣持ちも相手の氣持ちも
大切にできるようになる
だから日々、氣分よく楽しく過ごすことができる
気という漢字は
戦前は氣が使われていました。
体と心の栄養には
米が必要だと昔の方はわかっていたのでしょうね。
私には高校生の娘がいます。
娘のクラスのほとんどの女子が
生理痛があり、常に薬を
持参しているといいます。
生理が半年きていない子
生理痛で気分が悪くなる子
たくさんいるんだそうです。
お米をたくさん食べるべきだと
育てられた彼女は
友人のお弁当のご飯の少なさ
夜ご飯はおかずしか食べない子が多い
そんな現実に驚いています。
これから未来をつくり
支えていくのは若い子どもたちです。
国語、算数、英語…
学校で大切な勉強をしていますが
勉強を頑張るためにも
将来の夢を実現させるためにも
正しく食べるとはどういうことなのか
こちらの教育も必須であるな
と日々、感じています。
日本の主食であるお米をいただいて
お腹からあったかく元気になりましょう!
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五分つきご飯
きのこと高野豆腐の味噌汁
かぼちゃとあわのコロッケ
とうがんとツナの煮物
きのこの香りが美味しそうなお味噌汁でした。
だんだん朝は肌寒い感じも出てきましたし
自然からも食べ物からも
秋を感じるようになりましたね。
そんな時期はお味噌汁などの
あたたかい塩気のあるお汁はおすすめです。
秋は臓器、特に肺の乾燥から
様々な症状がでやすい時期。
咳、喘息、喉や鼻の症状、風邪の症状…
これらの症状がある時には
肺の滞りがでやすくなる動物性食品を
控えめにし、
乾燥を防ぐためにも
塩気のきいたお汁を毎日いただくといいですよ。
春夏と違い、秋からは無理がきかない季節に
なってきます。
自然界の動物は
冬の冬眠の時期に備えて準備をする季節。
私たち人間も陽気が得られない冬に向けて
内側に元気をためていく時になります。
無理をかけず
ゆったりとした気持ちで過ごしましょう。
そして、実りの秋です。
美味しい旬のものをいただき
エネルギーを内側に温存し
寒い冬に備えていきましょうね!
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もちあわご飯
豆腐と油揚げの味噌汁
かぼちゃとちりめんのかき揚げ
ほうれん草の胡麻和え
今の時期は野菜がなかなか採れない時です。
そんな時にはかぼちゃ、れんこん、ごぼう、
きのこ類、高野豆腐などの乾物などを
使って給食を作ります。
今日のお味噌汁には
豆腐と油揚げの他に
長ネギとごぼうを入れました。
長ネギは斜めに薄切りにすることで
煮込んだら汁とからまり、
口の中で柔らかい中にも
食べごたえのある野菜となります。
一緒に入れたごぼう
薄めにささがき切りにして入れましたが
長ネギとからんで
ふんわりとした食感でいただけたのではと
思います。
私のイメージする
豆腐と油揚げのお味噌汁は
すごく柔らかく優しいイメージ。
だから、長ネギとごぼうが
その邪魔をしないように
切り方を工夫して仕上げています。
かぼちゃのかき揚げには
玉ねぎ、しらす、お味噌汁のダシで使った
昆布を入れています。
野菜がなかなかいただけない時だからこそ
ダシに使った昆布も無駄にせず
一つの食材として使用しています。
明日は
きのこが入った秋らしい炊き込みご飯です。
お楽しみに(﹡ˆᴗˆ﹡)
こうやって、四季の移り変わりを
食で楽しむことができるのも
日本という自然豊かな国だから!
ありがたいことですね。
さて、今日の給食です。
アマランサスご飯
長ネギ、きのこ、大根の味噌汁
ひじきの煮物
じゃがいもと根菜のコロッケ
です。
コロッケは半分に切ってみると
こんな感じにたくさんの野菜が入っています。
じゃがいも
ごぼう
人参
玉ねぎ
大根
高野豆腐
干ししいたけ
だから、今日は切るものがたくさん
ありました。
ひじきの煮物は千切り
コロッケの具材は0.5とか1センチの角切り
いつもより長い時間
トントンと切り物をしていました。
切るという行為。
実は美味しさをアップしてくれるんです。
今は便利な調理グッズや機械がありますが
私は出来る限り
包丁とまな板を使って料理をしたいな
と思っています。
そのことに関してはこちらをご覧ください
↓
http://1ban-syokuiku.jugem.jp/?eid=142
http://1ban-syokuiku.jugem.jp/?eid=227
いちばん星保育園の調理現場には
便利なフードスライサーとか
フードカッターはありません。
全て手切りで作っています。
これも給食を美味しく仕上げるための
ポイントかな、と思っています。
先日の給食の写真です。
きびご飯
夏野菜の味噌汁
じゃがいものパン粉焼き
キャベツとわかめの梅酢和え
だんだんと朝や夕方は秋っぽさを
感じるようになりましたね。
秋は内臓では肺の季節といわれていて。
秋が深まるごとに
咳が出てきたり、風邪っぽい症状が出たりと
肺からの症状を訴える人が増えてきます。
無理をかけずゆっくり、ゆったりと
過ごすといいですね。
食べものでいえば実りの秋。
これから美味しいものがたくさん出てきて
食欲も増してくると思います。
ゆったりとした時間を食事の時間にあてて
家族で美味しいものをいただくのもいいですね!
さて。旬の野菜のお話です。
先日の給食、夏野菜のお味噌汁が
今年最後を迎えました。
カリウムの多い夏の野菜には
油がとっても合います。
ナス、トマト、きゅうりなどしっかりと油で炒め
出汁を入れて作る、炒め味噌汁が断然美味しいです。
給食場では
今年の夏野菜のお味噌汁が最後だから
おかわりしよう!!と季節の終わりの儚さを受け止め
給食をいただいていました。
今の時代、季節関係なく
食べたいものが手にはいるので
食べものに対するありがたさを感じることが
難しくなっていると思います。
いつでもどこでも手に入るということは
とっても便利なことですが
大事なことを置き去りにしてしまっているような
そんなふうに私は感じてしまいます。
いのちあるものには必ず終わりがある。
終わりがあるからこそ
その一瞬を大切にし
より良いものにしようと心が動く。
終わりがあるから大事に扱う。
終わりがあることを知っているから
執着の心から解放されて
真の心で生きることができる。
そして、本当は終わりではなく
次に繋がる流れの中にいると
自然に学んでいく。
食べものだって、自然界の中で生きるいのちであって
必ず終わりがある。
夏野菜が出始めた頃
トマトが出たね
きゅうりの和え物が作れるね
とうもろこしのご飯が食べられるね
とすごくワクワクした
と同時に数か月後、終わりがくるから
どうやって給食に取り入れようか
何回、この料理は食べられるのか
儚さを感じながら献立を立てていました。
様々な食育がありますが
私は、季節の食べ物をいただくことは
とても大切だと思っています。
出始めの新鮮さ、嬉しさ
終わってしまう寂しさ
だからこそ、食べ物に感謝して
大切に残さずに食べようとする。
いつでもなんでも食べられる便利さよりも
期限があることを教えて
ちょっと不自由で、不便なことを
子どもに食を通して教えていく。
いつもあるものではない
いつ出会えるか分からない
そう感じられたらもっともっと
感謝の心
食べものや物や人を大切にする心
与えられた時間を一生懸命に生きようとする強さ
が育っていくのではないか…
そう思っています。
来月からの給食には
夏の野菜がでません。
また来年のお楽しみです!
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今年も残り4カ月。
素敵な日々を過ごしましょう!
今日はお腹のあったかさをつくりましょう!
というお話です。
お腹を触ってみて
柔らかいですか?
あったかいでしょうか?
お腹は柔らかくあったかいのが理想です。
というか、柔らかければあったかいでしょうし
お腹に硬さがあれば少し冷たい感じに
なっていると思います。
温かいは柔らかさを生み、
冷えは硬さを生みますから。
冷えを解消し、温かくしてしまえば
いいのです。
冷えは万病のもとといいます。
お腹を温かくして冷えを改善しましょう。
冷えてしまうのは
血液の巡りが悪いために起こり、
肩こり、腰痛、風邪、
花粉症、更年期障害、肥満、むくみ、、、
など様々な症状が出やすくなります。
冷えの改善にはまず
お腹を温めてあげることが大切です。
お腹で熱がつくられて
そのエネルギーが四方八方にめぐり
全身あったかくなります。
結局、末端の手足の冷えも
根本的な解決はお腹を温めることにあるのです。
いちばん星保育園の給食は
主食を完全にお米にしています。
おやつもお結びです。
それは、とにかく子どもたちにお米を
食べてもらいたいから。
お米は陰陽のバランスが整った
中庸の食べ物です。
だから、米を食べるとエネルギーが
腹に向かって降りていきます。
そしてお腹をあったくしてくれます。
そのあったかいエネルギーを
お腹から四方八方へと巡らせていく。
米の漢字をみれば分かりますよね。
食べれば下にスッと下がっていく ↓
そこから四方八方へと巡る
それを漢字で表現すると「米」になります。
食べもののエネルギーが
落っこちてくっついた状態が
「落ち着く」という体の状態です。
落ち着いて考えて行動できる子どもに
成長してほしいと思うので
毎日毎日、保育園では「米」をいただいています。
腹にエネルギーを落とし
あったかいお腹をつくる。
そうすることで
体を元気にします。
胃腸を整え、アレルギー症状の予防改善をし、
風邪を引きにくい体をつくる
さらにお腹は心の状態もあらわしています。
昔の人は「腹」にヒトの本心があると知っていて
次のような慣用句をつくりました。
腹黒い
腹を立てる
腹を決める
腹が座る
腹に落ちる
腹に収める
腹を割る
などたくさんあります。
その多くがヒトの心や気持ちに関する
言葉になっています。
つまり、お腹をあったかく整えてあげることで
体だけではなく
心も元気に健康に豊かにできるのです。
あったかいお腹を常に持ち
落ち着いて物事に集中できる子どもに
成長してほしいな、と思っています。
今日の給食
7分つきご飯
あわ入りとうもろこしスープ
かぼちゃと麦のコロッケ
野菜と味噌梅酢和え
麦を使ったコロッケを作りました。
麦は体を冷やす穀類なので
保育園の給食では夏のみにしています。
だから、今日でしばらく麦を使ったコロッケは
お休みです。
また来年のお楽しみです。
スープも夏らしく
とうもろこし、トマトを入れて作りましたが
とうもろこしやトマトもそろそろ終わりですね。
食べ物の旬があるからこそ
より美味しさが増すものだと思います。
旬を基本とした食べ方も
大切な食育の1つ。
自然がつくり出してくれる恵みに感謝して
いただきましょう。
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トマトが美味しいこの季節にだけ出す
旬の料理です。
しめじを手で縦に細かくさき
その上にトマトのざく切り
じゃがいものざく切りをのせる
さらに、回し切りの玉ねぎ
千切り人参をのせて
最後は塩を振りかける
そして、蓋をして30時煮込みました。
野菜からの水分がだんだんと出てきて
甘い香りがしてきます。
野菜が十分煮えて、甘さが出たところで
調味し、さらに煮込んで完成です。
水をほとんど入れずに作る
市販のルーなしのハヤシライスです。
今回、
味見をしたらトマトの酸味が強かったので
最後、味噌を少し多めに入れました。
味噌はすごいですね!
一気にまろやかにまとめてくれます!
鍋の関係で、今日はお味噌汁はかなりシンプル
出汁を取り
味噌で調味し
わかめと、えごまを加えています。
具はわかめだけですが
出汁のきいた、シンプルなお味噌汁です。
子どもは具沢山より
こんなシンプルなお味噌汁が好きだったりします。
付け合わせにかぼちゃの梅酢和えをつけて
今日の給食、完成です。
まだまだ暑い日が続きます。
皆さま、お身体にお気をつけくださいね!
高きびごはん
じゃがいもときゅうりの味噌汁
とうもろこしフリッター
れんこんとトマトのカポナータ
トマト、きゅうり、とうもろこしと
夏らしい献立となりました。
とうもろこしのフリッターは
今しか食べられない貴重なものです。
生のとうもろこしをそいで
みじん切りの玉ねぎと塩、小麦粉を
合わせて揚げたものです。
とうもろこしの甘さがほんのりと
美味しい揚げ物になりました。
とうもろこしの芯、もったいないので。
お味噌汁に出汁として入れました。
仕上がりの味を確認すると
後からほんのりとうもろこしの甘みが
残るお味噌汁になっていました。
これに誰か気付いてくれるかなぁ〜と
調理の現場でお話ししていました。
7月23日から二十四節気の大暑に
入っています。
一年で一番暑い時です。
夏野菜から水分をたくさんいただいて
元気に楽しく過ごしましょう!
夏野菜の炒め味噌汁
塩の旨味が美味しいお味噌汁でした。
夏の野菜は私たちの体を冷やしてくれる
陰性の強い野菜です。
だから
暑い夏に夏野菜をいただくことは
とても理にかなっているのです。
でも、夏野菜だけでは陰性に傾きすぎて
料理の美味しさは少し落ちてしまう…
料理の美味しさは陰と陽のバランス
陰と陽が同じエネルギーで存在し
中庸にバランスがとれると
人は美味しい!と感じる。
陽性に傾いているハンバーグに
陰性の強いフライドポテトやきのこソテー
陽性に傾いているお肉に
陰性の強いのスパイス
陰性力の高いビールに
陽性が強い唐揚げ、ウインナー、ハム
という感じで
陰性と陽性がバランスよく存在することで
料理をおいしく感じます。
夏野菜をたくさん入れたお味噌汁を
美味しく仕上げるために
油で炒め、お味噌にプラスして塩を入れ
陽性を高める
こうすることで
夏野菜のお味噌汁はとても美味しくなります。
今回のお味噌汁も
味を確認した時、美味しい!と
つい心の声がもれてしまいました。
夏野菜、きっといただくことが多いと思います。
油で炒め、出汁を入れてたいて。
沸騰したら、塩を少し入れて
野菜が柔らかくなるまで煮込む。
最後、いつもより少し控えめにお味噌を入れ
味をととのえる。
なす、トマト、人参、いんげん…
たくさん入れて作ってみてくださいね!
久しぶりの板麩フライ!
にんにく醤油で下味をつけたお麩のフライは
とても美味しく、サクサクでいただきました。
ご参加いただきまして
ありがとうございました。
今回は
子どもたちや職員に好評な
ほうれん草ときのこのサラダ
鮭の醤油麹焼き
きびご飯
わかめと玉ねぎの味噌汁
を食べていただきました。
じっくりと味わいながら食べてくださって
嬉しかったです。
サラダの味付けが知りたいと
料理の話もたくさんしました。
シンプルにみえて
手間のかかる野菜の洗い方をしていたり
素材の甘さを引き立てる切り方をしていたり
料理法も一手間かけていたりと
見た目には分からない
現場でのお話もしたので
皆さん、興味深く聞いてくださいました。
主食であるご飯をいただくために
離乳食は別として
幼児食に関しては薄味を意識せず
ご飯がすすむ味付けをしています。
そのことに関して書いたブログがこちら
↓
http://1ban-syokuiku.jugem.jp/?eid=26
そのことを理解してくださっている
保護者の方が
思ったより味付けが薄くて
家のご飯の味付けが濃いかも知れないと
そんなお話をされていましたが
保育園で使用する調味料は
伝統的製法で作られたもの。
だから、調味料そのものの
強いツンとした塩辛さはないのです。
だから、まろやかに感じるのかも
しれません。
さらに、出汁はかなり濃いめにしっかり
取ります。
だから、味噌が少なくても
出汁の旨みで美味しいお汁が出来上がります。
シンプルで簡単にみえる献立ですが
たくさんの手間はかけて作っている
つもりです。
その美味しさを知っていただけて
嬉しく思います。
どうもありがとうございました。
残るはあと1回。
7月に予定してくださっている皆さま
よろしくお願いします。
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十番目、夏至にあたります。
今日が一年で一番昼間の時間が長く
明日からは天地は秋に向かって
動いていきます。
暑い夏はこれからですが
大自然は確実に秋に向かっているのです。
私たちは自然の恵みの中に生きています。
太陽や大地が植物を育て
それらを私たちがいただく。
植物をいただいているようで
実は間接的に太陽や大地のエネルギーを
いただいているのです。
だからこそ、食は積極的に
大自然に合わせていくことが
自然な形となります。
あれが足りない、
これが足りない、と
ないものを何とかして手に入れようとすると
不自然な食生活となります。
こちらから自然に目を向けて
今採れる食材をそのまま有り難くいただく。
それが本来の食の姿であり
自然な形です。
今日は夏至です。
次は小暑、大暑、、、と続きます。
より自然に合わせられるように
このような季節の変化に目を向けることも
一つの健康法だと思います。
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今日の給食です。
鮭の塩焼きに、重ね煮をして作った
きのこあんをかけています。
素材の甘さもあり
美味しく仕上がりました!
ほうれん草の胡麻和え
茹でた野菜に
醤油とごまを加えて和えていますが
シンプルだからこその美味しさがあります。
伝統的な製法で作られた醤油には
旨味と甘味があります。
単なる塩辛い醤油ではないのです。
だから
醤油だけの味付けで美味しく仕上がります。
お味噌汁には、れんこん、昆布、人参が
入りました。
れんこんは季節以外でも
体調管理のためたびたびいただきたい
食材です。
出汁を取るのに使用した昆布。
これもお味噌汁に小さくて切っていれています。
栄養たっぷりの海藻は毎日、
いただきたいですね。
人参は美味しい、甘い、ハルさん人参。
子どもたち手作りの味噌で
調味しています。
魚のあんかけ
ほうれん草の胡麻和え
お味噌汁
そして
これらのおかずの美味しさを
最大限に引き立ててくれるご飯。
今日もご飯を中心に
美味しい和食をいただきました。
先日の給食の写真です。
ほぼ人参のみでかき揚げを作りました。
オレンジ色がキレイで美味しそうに
出来ました!
さつまいもと昆布の煮物は
蓋を開けると、お芋の甘い匂いがして
食欲をそそりました!
もうそろそろ
野菜は夏の野菜が
出てきます。
きゅうりやなす、トマトなど
夏の料理が楽しみですね!
ありがとうございました。
食べていただいた献立は
7分つきご飯
豆腐と蓮根の味噌汁
かぼちゃと麦のコロッケ
ほうれん草とわかめの梅酢和え
です。
冷めてもサクサクなコロッケの
秘密を教えて欲しいと
そんな話からスタートしました。
ちなみに、揚げ物のポイントについては
こちらに書いています。
↓
http://1ban-syokuiku.jugem.jp/?eid=32
油に関してはこちら
↓
http://1ban-syokuiku.jugem.jp/?eid=12
カテゴリの油の話に書いています。
日々の子どもたちの食の悩みを
皆さんで分かち合ったり
料理のコツをお話したりと
積極的参加型の試食会になったと
思います。
今回のお話の中で
「お話をお伺いして
改めてこの保育園にお願いして良かった
と思いました」と
嬉しいお言葉をいただき
とても救われる気持ちになりました。
保育園で私がすすめている食育は
現代の様々良いといわれているものとは
少し視点が違うところもあり
なかなか理解していただけないことも
これまで幾度もありました。
食に関しては多くの方がテレビや雑誌や本で
触れる機会も多く
たくさんの方が正しい食の情報をそれぞれに
持っていらっしゃいます。
その情報はもちろん正しいのですが
一方からしか見ていない場合も多く
偏りがあるよう感じることがあります。
食品、食材に関しては
正しい情報であっても
私たちが生きている土地や
生活環境や年齢を無視して
いる場合がほとんどなので。
食材に利点があっても
日本、または香川県に軸を置くと
違っている場合もあります。
「食生活は生きている環境により
つくられることが自然な形である」
この理解がないと
私が正しいだろうと思う日本人に合った
食生活を理解することができないのです。
今まで持っている食の常識を一度、
クリアにしないといけないので
納得していただくのに
時間がかかるのは仕方ないこと。
それを承知の上で
それでも本当の正しい食のことを
知っていただきたいと
食育便りやブログを通して
言葉を重ねてきました。
通ってくださっている保護者の方から
改めてこの保育園にお願いして良かった
と、そう言っていただいた時は
本当に心より嬉しく思いました。
食育を行う目的は
正しい食の実践で
人生を豊かにすること
人生を自分らしく思い切り楽しむこと
決して
ご飯をいただくこと
お味噌汁をいただくこと
好き嫌いをなくすこと
朝ごはんを食べること、、、
が目的ではありません。
豊かな人生を送って欲しい
幸せになって欲しい
そんな人生を歩むための一番の近道が
正しく食べることだと私は思っています。
だから、譲れない軸はありますが
絶対にこう食べなければいけない
あれを食べてはいけない
など、正しさの押し付けをし
厳しい制限をかけることは
私は余り好きではありません。
正しいものはあるけど
それは絶対ではない。
その子の置かれた環境や年齢、
ご両親の状況、
今の健康状態など
様々なことを考えて
ベストよりベターな選択をしたいな、と
思っています。
またぜひ、何かご家庭で気になることなど
ありましたらお話しくださいね。
一緒に考えていけたら嬉しいです。
また来週月曜日に試食会があります。
ご参加を予定している皆さま
どうぞ、よろしくお願いします。
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山盛りの人参ご飯です。
人参が美味しい、この季節にいただく
ご馳走様ご飯です。
たくさんの人参を千切りにし
油揚げと高野豆腐は小さめに角切りにし
ご飯の大きさに合わせておく。
それを油で炒めて塩で味付けし
炊き込みます。
雑穀のアマランサスを入れていますが
これがプチプチして美味しいのです。
刻み海苔を天盛りし
仕上げました。
和え物、かき揚げ、お味噌汁とともに
いただきました!
保護者の皆さま
ありがとうございました。
あわご飯
大根とキャベツの味噌汁
鮭のパン粉焼き
じゃがいものひじきマリネ
今回はせっかくなので
少しだけ華やかな給食を食べていただきました。
家では余り食べないのに
給食ではたくさん食べていると聞いて
どれだけ美味しいのかと
食べにきました
とお話くださった保護者の方々もいらして。
食べてみて納得です。
美味しいです。
と嬉しいお言葉をいただきました。
いつもご協力、ご理解いただき
ありがとうございます。
雑穀のあわの効果
雑穀を献立に入れている理由
季節外である大根をたびたび入れる理由
キャベツの食べるべき場所と栄養価
発酵食品の大切さ
などなど
給食をいただきながら
様々なお話をしました。
最後に
保育園食育の方針をお話しさせていただき、
皆さんで食への理解を深められたのではないかと思います。
お忙しい中、ご参加いただき
ありがとうございました。
また来月に2回、予定しています。
どうぞ、よろしくお願いします。
]]>旬のグリンピースを使った
グリンピースご飯。
グリンピースの緑と黄色い雑穀のきびが
きれいです。
味は塩のみで美味しいです。
今の季節しか食べられない、
贅沢なご飯です。
日本には四季があり、
必ず春夏秋冬と季節は巡ります。
食べ物は、年中何でもスーパーには
売っていますが
必ず、その時にしか採れないものがあり
それを旬といい、昔から
季節による食生活を楽しんできました。
旬の食材はたくさん採れるから
安いし、
その時の大自然の最高の産物なので
栄養価が高い、
栄養価が高いということは
旨味や甘味がたっぷり含まれていて
美味しいのです。
だから、毎日、毎日、その季節に採れる
食材を大切に食べます。
そして、季節が過ぎれば
パタっと食べられなくなる。
だからこそ、出始めの頃は
わぁ、グリンピースが出てきたね、
人参の季節がやってきたね、
トマトの夏の季節がやってきたね、
と嬉しい気持ちと
食べられることの有り難さに
満たされて、幸せを感じるのです。
食べる野菜の種類は少ないかも知れませんが、
非常に自然に沿った豊かな食生活ですよね。
現在は、今何が美味しいのか
今土地では何ができているのか
わからなくなってきて
旬がなくなってきています。
少し前まで1日30品目食べようと
国からの指針も出ていたので
いかに1回の食事で様々な品数を食べるか、
そして、様々食べることこそが
バランスの取れた素晴らしい食だと
そう考える方もおられるかな
と思います。
でも、
保育園の献立は、旬の食材を大切にします。
食べ物とは、土のエネルギーと
太陽のエネルギーによって出来上がります。
だから、その時の天地の最高のエネルギーで
できた産物
品数が少なくても
一つひとつの栄養価が高いので
一年を通してみてみれば
結局、エネルギー的には高くなると
思っています。
グリンピースご飯はあと一回
給食に出します。
そして、来年までおあずけです。
ありがたく、大切にいただきましょう!
給食試食会にご参加いただき
ありがとうございました。
保護者の皆さまに
給食を食べていただき
嬉しく思います。
高きびご飯
じゃがいもとれんこんの味噌汁
人参フライ
ほうれん草の梅酢和え
0歳児さんの保護者の皆さまも
たくさんいらしたので
離乳食の見本もみていただきました。
思っている以上に食べていることに
驚いていらっしゃる方もおられましたが
ほんとに子どもたちは
よく食べると思います。
給食を食べながら
油の話や
揚げ物の仕方
人参の甘さを出すための方法
人参ソースの作り方
梅酢とは何か
色々な質問もあり
皆さんで楽しい時間が過ごせたと思います。
保育園の食育に関して
説明もしたかったので
保育園給食で大切にすることを
お伝えしましたが
皆さま興味深く聞いてくださり
食に興味を持ってくださった様子でした。
あと4回ありますが、
それぞれ当日の給食内容が違うので
話の内容は全て同じにはいきませんが
その時出てきた言葉、疑問点を大切に
次回からも行っていこうと思います。
これからもどうぞ、
よろしくお願いします。
]]>
3年が経ち、何となく
いつにどんな野菜が採れるのか
分かるようになってきました。
5月ははるさんの人参がいただける時。
5月の献立表には
人参フライや
人参の炊き込みご飯
人参のかき揚げなど
人参がメインとなる料理が並んでいます。
甘くて美味しくて
とびっきりのご馳走様となります。
先日、人参フライ用の人参を
長く縦に切りながら
私はすごく新鮮!しっかりしている!
と思いました。
包丁をスッと入れると
それ程力を入れなくてもフワッと
切れていく。
新鮮な人参は最後まで包丁を入れなくても
自らの力でスッと切れてくれるのです。
今日は絶対人参フライ、美味しくできるな
と思いました。
その人参に塩をまぶして。
蒸します。
蒸し上がり、また驚いたのですが
細長い人参の端っこ(細い方)をつまんで
溶き粉に付けて、パン粉を付けて
と作業をします。
その時、人参によっては
つまんだところから
ポキッと折れてしまう…
そんな弱い人参もあるのですが。
今回のはるさん人参は
つまんで持ち上げて折れないだけでなく、
少し曲げてみても全く折れず
一本、スッと姿を保ってくれるのです。
だから、非常に作業がしやすい!
すごい生命力の高い人参だなぁと
思って、私は感動していました。
土の中にできる野菜は
ギュッとしめる陽性の力が強いです。
陽性力とは、元気そのもの、生命力そのもの。
大人より子どもが元気なのは
より陽性力が高いから。
だから、元気でよく動くし、
内側に熱をためられるから体温も高い。
食べ物をみる時に
栄養素でみることが多々ありますが
その成分は調べてみなければ分かりません。
でも、触れて、包丁を入れて、
火と水で料理をして、
食べてみれば栄養たっぷりの野菜かどうかは
分かります。
自然は私たちに、今、一番生命力の高い植物を
提供してくれています。
その命を有難くいただくことが
結局は一番栄養が高く
生命力が高く
美味しいのです。
保育園は集団ですから、
はやり子どもの好みも色々で。
人参をフライにし
その上に人参ソースをかける
この人参料理が食べられない子もいるかな
とはじめは心配もしました。
でも、誰も残す子もいなくて
美味しく食べてくれています。
甘くて美味しいんだそうです。
今、畑にできている生命力の高い
地場の美味しい野菜をいただきましょう!
]]>
高きびごはん
豆腐とねぎの味噌汁
玉ねぎと昆布のかき揚げ
かぼちゃの梅酢和え
今の季節はなかなか農家さんからの
野菜がいただけない、
端境期になります。
野菜がなかなか採れない時期に
活躍するものの1つが乾物です。
今回のかき揚げは、
お味噌汁のだしを取る時に使用した
昆布を入れています。
かさが増えますし
無駄がないし
栄養素たっぷり!
昆布には、
カルシウム、鉄、ナトリウム、カリウムなど
微量栄養素が豊富に含まれています。
ご家庭でもおススメですよ。
昆布は煮物やお味噌汁にそのまま入れて
一緒に炊けばだしになるし
それを取り出して、佃煮やかき揚げにも
できる、とっても優秀な食材です!
昆布は5?くらいにカットして
台所の手の届くところに置いておくと便利です。
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先日の給食の写真です。
この日のコロッケは野菜がたくさん
入っています。
炒めた根菜類と
蒸したじゃがいもを合わせて
塩で味付けをしたコロッケです。
食べごたえのあるコロッケです。
春らしく緑の野菜を添えて
いただきました。
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料理をより美味しく仕上げるための
ポイントを書いていきます。
★料理をする時は、
なるべく包丁とまな板を使う
最近では便利な調理器具がたくさん
出ていますね。
包丁がなくても、機械にかけて切って
短時間で料理を作る事ができ
大変便利な時代となりました。
しかし、時間と心の余裕があるのであれば
包丁とまな板を使って料理をして
いただきたいな、と思います。
食べものになってくれる食材は
ついさっきまで生きていたいのちです。
私たちに食べられなければ
もっと大きく成長して
葉を広げ、花を咲かせ、実をつけ、
そしてまた来年、芽を出して、、、
と巡っていたいのちです。
それを私たちが生きるために
言葉が悪いですが
自分勝手に、そのいのちを奪って
いただく訳です。
だから、そのいのちに対して
最大なる敬意を持たなければ
いけないと思うのです。
食材の最後の始末は自分でやる!
自分の手で、硬さや大きさを確認して
切る感触を自分で感じる。
機械にやってもらうのではなく
自分の手で最後までいのちに向き合う。
これ、私はすごく大切なことだと思います。
包丁で切るか、機械で切るか、
同じ切るという行為でも
どんな風に切られるかで全く違うのです。
包丁を通して
その切った感触は手に伝わります。
今日の大根は軟らかいな、とか
もう季節の終わりで皮が硬くなってきたな、
じゃあ、皮はむいた方がいいかな、とか
このほうれん草、新鮮だな、とか
もう少し早く
料理してあげればよかったな、とか
包丁から伝わるその感覚で
色々なことが分かってきます。
そんなことを想い、感じながら
人の柔らかく、あたたかい手に触れられて
料理されていく…
機械でガッと切られるより
食材たちは嬉しいと思うのです。
私たちは食物連鎖のトップにいるので
ついつい忘れてしまいがちですが、
この世のいのちの重みは全て同じです。
植物だって同じで、
私たちと同じこの世を生きているいのち。
丁寧に触れられて
生きた人間に感謝されて料理されていく方が
嬉しいと思うのです。
だから、できる限り
包丁とまな板を使って料理をしたい!
私が行っている料理教室で
「野菜の重ね煮」の
料理をした時のお話を紹介します。
詳しい料理法は今回は書きませんが
ある法則に従って
鍋に野菜を順番に並べていきます。
そして、最後に塩をふり、蓋をして
じっくり弱火で火を入れていく。
そうすると、野菜からでる水分によって
焦げることなく、
野菜の甘みがたっぷり詰まった
蒸し野菜が出来上がります。
この蒸し野菜を使って
様々な料理に転換していくのですが
これだけで甘くて美味しいので
調味料はあまり入れなくても
満足の料理が出来上がります。
(来月焼き魚のあんかけを出しますが
このあんかけ野菜、重ね煮の料理法で作ります。
またお子さまに聞いてみてくださいね!)
この重ね煮のやり方を実習して
それぞれ、自宅に帰って
重ね煮を作ってくださいました。
そしたら、、、
うまくできた人もいれば
焦げてしまった人や
甘さが足りなかった人もいる。
何でうまくいかなかったのか
作り方をよくよく聞いてみると
うまくいかなかった方全員、
スライサーで野菜を切っていたのです。
包丁で野菜を切った方に
失敗した人はいなかったのですが
見事に機械を使った方はうまくいかなかった。
野菜から十分に水分が出なくて
だからこそ、
野菜のうま味や甘みが出てこないし
焦げやすい。
やっぱり、包丁とまな板を使う方が
美味しく仕上がるんだな、と
生徒の皆さまから教えていただきました。
人の手に触れられて丁寧に扱うと
野菜は本来の美味しさを
最大限に引き出してくれます。
こんなことで料理の甘みが変わるなんて!
と思ってしまいそうですが
こういう単純な作業の中にこそ
大切なことは詰まっています。
とはいえ、
現代は便利な物がたくさんあります。
時間も限られています。
その時の自分や家族の状況に合わせて
より良い選択をしながら
料理と向き合っていきましょう。
そして、時間に余裕がある時はぜひ
手で触れて、包丁とまな板を使って
甘みを十分引き出す料理をしましょう!
]]>
今日の給食
高きびご飯
かぼちゃと油揚げの味噌汁
人参フライ
ブロッコリーのちりめん和え
久しぶりの人参フライです。
職員にも子どもたちにも人気のメニュー。
今日の人参は大きくて
見た目も華やかでした!
人参フライには
人参ソースをつけていますが
醤油がきいていて美味しいです。
子どもたちもたくさん食べたと思います。
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いつもはおやつはおむすびです。
でも、年に数回、行事の時は
お楽しみのおやつが出ます。
今日はひなまつり。
いちごのババロアケーキを作りました。
タルト台を焼いて
いちごのババロアを流し
スライスいちごを飾ります。
いちごのピンクが可愛らしいです。
もちろん、卵も砂糖も乳製品も
使っていません。
いっぱい食べていいよ
と子どもに出せる安心なケーキです。
離乳食には
タルトなしのいちごのババロア
こちらも可愛く美味しくできました
喜んで食べてくれたみたいです!
人参の炊き込みご飯
お味噌汁
さわらのパン粉焼き
キャベツとりんごのサラダ
ひなまつりなので
少し華やかな献立にしました。
農家さんで人参がいただけるので
人参、高野豆腐、油揚げ、ツナを入れての
炊き込みご飯。
人参の色がキレイに仕上がります。
春らしく、キャベツでサラダを作り
春の魚、鰆をにパン粉焼きにしました。
季節を感じる献立でした。
]]>保育園の3時のおやつはおむすびです。
今日は塩むすびと煮干し。
子どものおやつは楽しみより
食事の役割が大きいです。
小さな体で必要量を3回で摂取するのは
難しい…
だからおやつをいただき
体をつくるために必要な栄養素を補う。
おやつというと
甘いお菓子を想像しますが
子どもにはおむすびが一番です。
さつまいものかき揚げを作りました。
お味噌汁のダシで使った昆布、
大豆、さつまいもが入っています。
さつまいもが甘くて
おいしくできました!
]]>ニュースで報道されていました。
春は、冷たい風が吹いたり
あったかくなったりと
三寒四温を繰り返しながら
心地よい気候になっていきます。
春の語源は「張る」です。
風船が膨らむように
体の中からフワッと張って膨らんでいくのが
理想的な体です。
寒くなったり、あったかくなったり、、、
ゴムが伸び縮みをするように
だんだんと緩んでいく体をつくるために
必要な時間です。
体の内側から緩む春の季節ですから、
外から押し込んでギュッと固めるようなことは
なるべく避けたいですね。。。
頑張りすぎ、やり過ぎ、
ストレスをためることも
あまりよろしくないです。
春のふんわりとしたイメージ通りに
日々をゆったり過ごしていけるといいですね!
さて、砂糖なしで
おいしく仕上げる料理法についてです。
★野菜は新鮮なうちに料理する★
買い物をしてきたら
皆さんはどうされますか?
とりあえず、冷蔵庫に入れておこう!と
すべてキレイにしまってしまう方も
多いのではないでしょうか。
野菜は採れたてが一番新鮮!
だから、甘いし、うま味があるし、美味しい!
そして、栄養価も高い。
だから、野菜を購入してきたら
すぐに料理をしてあげる方がいい。
美味しさをそのまま
ギュッと料理に閉じ込めてしまいましょう!
購入して、数日たってから料理をしても
野菜の美味しさ、甘みは半減し
料理の出来上がりに大きな差が出てきます。
野菜が元気なうちに切って、火にかけて、
調味料で味付けをし、料理しておく。
そうすると
野菜のうま味がつまった料理が
出来上がります。
甘みが足りないなぁ、と
砂糖や化学調味料を足さなくても
十分に美味しくなります。
そしてさらに嬉しいことに
新鮮な野菜で作った料理は長期保存も
可能となります。
クタッとした、しなびけた野菜を使って
料理をすると
せっかく作った料理も
早く悪くなって、保存が難しくなる。
私は土日、時間のある2時間くらいを
来週の料理作りの時間にしています。
夕食を作るついでにちょっとプラスして
料理に時間をかけるだけですが。。。
このおかげで
毎日の3人分のお弁当も、夕食の支度も
ウンとラクになっています。
来週の献立予定を何となく作り
作ろうとしているものを1枚の紙に
書き出します。
この時、おおよそのレシピも書いておいて
この紙をみれば、全ての料理が作れるように
しておきます。
そして。
作ろうとしている料理名の脇に
必要な野菜などを書いて。
この1枚の紙を持って買い物に出かけます。
野菜を購入してきたら
全ての野菜を机の上に並べて。
紙をみながら野菜を切って料理していく。
お浸しなどは水分が多いので
食べる時に茹でますが
次の日のお弁当用のブロッコリーとか
ほうれん草であれば
切って袋に入れておきます。
お味噌汁の具材も、一緒に切っておいて
1回分に袋に入れておく
(洗うと野菜の表面に水がついて
腐りやすいので
洗わずに袋に入れて保存します)
こうやって、だんだんと購入してきた野菜が
形を変え、料理されて
タッパに食べられる状態になって
保存されていく。
野菜が新鮮なうちに料理をしてあげると
1週間くらいは冷蔵庫で保存が可能です。
料理の仕方にもよりますが
きんぴらごぼうなんかは10日は
ラクラク持ちます。
腐らず、ずっと美味しいという事は
その野菜の美味しさがそのまま
閉じ込められている状態!
冷蔵庫の中で古くなってしまった野菜では
こうはいきません。
料理をしてもすぐに傷みます。
ずっと、野菜そのものの甘みやうま味を
閉じ込めて、美味しく保つ。
その方が野菜の無駄がなくなりますよね。
野菜を購入したらすぐに料理をする!
おススメです。
特にお仕事をされている方には
おススメです。
時間がゆっくりとれるお休みの日に
何品か作って、冷蔵庫に保存しておけば
慌てて帰って料理して、、、と
大変な想いをしなくてすみますよ。
1品でも、2品でも
冷蔵庫にストックの料理があって
それがずっと美味しくいただける。
こんな嬉しい事はありません。
野菜そのままの甘みやうま味は
日が経つごとに薄れていきます。
購入してきたら
なるべく早く料理してあげましょう!!
]]>
今日の給食は高きび入りのフリッターでした。
雑穀の高きびを炊き
天ぷら衣の中に入れて
蒸した野菜をからませて揚げています。
野菜に塩をふり
柔らかくなるまで蒸しているので
野菜を揚げる時間は
それ程かかりません。
が、じゃがいも、にんじん、ブロッコリーの
3種類の野菜を人数分
揚げていくので、とにかく時間がかかります。
様々な作業を揚げ物に合わせてすすめて
揚げ時間を2時間、
とれるように確保して作りました。
時間はかかる料理ですが
たくさん食べてくれるので
頑張れる献立です。
年長さんはかなりおかわりをつけましたが
ほぼなくなって帰ってきて。
大人と同じくらい食べてるね、
と調理場でお話ししていました。
週1回の揚げ物の日、
たくさん食べてくれました!
]]>
ほとんど砂糖を使いません。
年に2回くらいでしょうか。。。
お祝い給食の時などに少し使用しますが
基本的に砂糖は使わずに給食を作っています。
ほとんど塩と醤油と味噌と菜種油。
たまにみりんや梅酢を加える、、、
そんな感じです。
○○のもととか
化学調味料も一切使用しません。
もちろん
加工食品も冷凍食品も使用しません。
全て素材から手作りしています。
それは、子どもたちの健やかな成長のため。
日々、一生懸命成長している心身を
食で手助けしてあげたいから。
なるべく成長を邪魔したくないからです。
特に砂糖はなるべく避けたいと思っています。
その理由を書くと長くなりますから
また今度、書きますが
様々な理由から
砂糖の使用をひかえています。
でも、多くの方が料理に砂糖を入れていて
砂糖を入れないと
料理が美味しく仕上がらないと
そう思っているように思います。
しかし、ほとんどの料理は砂糖がなくても
十分美味しく仕上がります。
ただし、お肉料理の場合は別です。
お肉は陽性食品であり
陰性の食品をプラスする事で中和されて
美味しく仕上がります。
例えば、、、
・お肉にカレーなどのスパイスを合わせる料理
・から揚げとビール
・ウインナーとビール
・ハンバーグとフライドポテト
・ハンバーグときのこのソテー
とこんなふうに、陽性のお肉には
陰性の強いスパイスや野菜、飲み物がとっても合うのです。
だから、肉じゃがや牛丼、すき焼きなどは
砂糖を入れて
甘く仕上げた方が美味しいですよね。
または、陰性の強い化学調味料を入れないと
一味足りないかな
と感じてしまう場合もあります。
でも保育園ではお肉は出ません。
ハムやベーコンなどのお肉加工品も
出ません。
だから、砂糖を使用することなく
素材の美味しさを引き立てて料理を
提供する事ができています。
次回から、家庭で簡単にできる
甘さを引き立てる料理のコツを
数回に分けて書いていきます。
どうぞ、よろしくお願いします。
]]>天気がよくて気持ちのいい日
外で給食をいただいていました。
コロッケがサイコー!
お味噌汁がおいしい!
と嬉しそうにいただいていました。
みんな食べることに集中して
ちゃんと座っていただいています。
外で食べるとさらに美味しそうです(﹡ˆᴗˆ﹡)
]]>そして、その次の日、明日が立春です。
春夏秋冬というように
1年のはじまりは春であり
立春から新たな年がはじまるといわれています。
まだまだ寒いですが
春はすぐそこです。
気持ちよく春を迎えられるよう
食事から体をととのえていきましょう!!
さて。今日は節分。
節分について少し書きます。
節分とは季節を分ける日です。
だから、昔は立春、立夏、立秋、立冬の前日のことを節分といいました。
現在は立春の前日しか残っていませんが
かつては年に4回の節分があったのです。
節分は豆で鬼を退治しようという
年中行事ですね。
季節の変わり目には邪が入りやすいと
考えられ、実際にこの時期に体調を崩す人は
多いと思います。
だからその邪の入り口である
鬼門の方角を封じるため
鬼門の方向にいると信じられていた鬼に
炒った豆を投げて払い清めたのです。
鬼とは、うしのような角を持ち
とらのパンツをはいています。
これは、鬼門とは十二支の方角でいうと
「うし」と「とら」の方向だから。
豆とは魔目=鬼の目。
その鬼の目を射るために
豆を炒って豆まきをするのです。
そして、邪気を払い清めて
立春を迎えようという行事です。
保育園では、今日は節分でさんまのかば焼きを
作りました。
本当はいわしで作るべきものですが
いわしは扱い的に集団給食には
むいていないと判断して
さんまのかば焼きをいただきました。
1年に1度、
この日だけ魚を揚げるという料理法を
します。
保育園で使用している油は
こだわりの菜種油。
すごく高い油を使用しています。
魚を揚げてしまうと
油が酸化して
使用できなくなるので。
いつもは野菜を揚げる専門で
揚げ物を行っています。
でも、今日は大切な節分の行事食。
贅沢に魚を揚げていただきました。
美味しく食べてくれた思います。
今夜、ご家庭でも豆まきを行って
払い清め、気持ちの良い立春を迎えましょう。
]]>
やはり、大寒の期間、寒さは厳しいですね。
あたたかくして、風邪など引かないよう
お気を付けくださいね。
今日の給食の写真です。
高きびご飯
かぼちゃのえごま味噌汁
板麩のフライ
さつまいもと厚揚げの煮物
とっても美味しい給食でした。
特に、お味噌汁!!
かぼちゃ・れんこん・大根・ねぎと
たくさんの体をあたためる野菜に
脂肪酸の宝庫のえごまを入れたお味噌汁。
甘くて、本当に美味しかったですよ。
「えごま」はスーパーではなかなか販売されて
いないかも知れませんが、
とってもおすすめな食べ物です。
もし見つけたら、ぜひ
購入してみてくださいね。
という事で、今回は「えごま」
について書きます。
「えごま」は「ごま」と名前も、見た目も
よく似ているので、同じ種類だと
思われる方が多いように思います。
しかし、全くの別物です。
「ごま」はゴマ科
「えごま」はシソ科です。
シソ科は、えごまやしその他に、
バジル、ミント、ラベンダーなどの
ハーブなどが同じ種類になります。
名前も見た目もごまと
よく似ているのですが
全く違う種類のものなのです。
「えごま」は福島が名産地。
その福島では「えごま」を「じゅうねん」と
言うのだそうです。
「えごま」を食べると十年長生きができる
収穫したえごまの種子は十年たっても
蒔けば芽がでる
という理由から「じゅうねん」と
言われているそうです。
この理由を聞いただけでも
「えごま」の栄養価の高さが分かりますね。
「えごま」は
現代の精製された食生活では不足しがちな
α‐リノレン酸が多く含まれています。
このα‐リノレン酸は必須脂肪酸の一つで
体内では合成不可。
食べものから摂取しなければいけない
栄養素の一つです。
α‐リノレン酸は、
?脂肪の代謝を上げ、
血液をサラサラにする。
?免疫機能を正常化させる。
よって、アレルギーや花粉症などに効果が
高いといわれています。
?便秘の予防
酸化した体の中の脂肪分は、
油でしか取れません。
「えごま」の油は不要な脂肪分を集めて
排泄してくれます。
などなど、たくさんの効果があります。
保育園で「えごま」を使用する目的は
このα‐リノレン酸を摂取するため
気を付けていても、現代の食生活では
α‐リノレン酸の摂取が難しく
脂肪酸のバランスが崩れやすい。
だからこそ、不足しがちな栄養素が
たっぷり含まれている「えごま」を提供し、
脂肪の働きを高めるようにしています。
一般的には、脂質を取りすぎると
肥満や高血圧など、生活習慣病に
繋がるといわれていますが
脂質は体の中で大切な役割をしています。
子どもの成長で一番急がなければいけないのは
頭の成長です。
生まれてきた赤ちゃんの大きな頭が
物語っているように
真っ先に頭を成長させていく動物がヒトです。
生まれてすぐに立ち上がる
ウシや馬などの動物は
体を大きくすることを最優先にします。
でも、私たち人間はおよそ1年間、
歩くことができません。
それは、骨格の成長よりも
もっともっと急がなければいけない
所があるから。
それが脳の成長。
脳の成長は
2歳で60%、4歳で80%、5歳で85%、
そして6歳で100%、つまり成人の脳に発達するのです。
およそ1年間、
立つことのできない赤ちゃんですが
たった6年で成人の脳にまで
頭を成長させるのです。
つまり、子どもの成長にとって必要なものは
脳を成長させる食べ物。
では、脳は何でできているのか?
脳は水分を除けば約60%が脂質です。
小さな子どもにとって、質の良い脂肪を
与えてあげる事は何より大切なのです。
それも、脳に良い脂肪は
動物性食品に多く含まれるような脂肪ではなく
脳や脳神経を高めてくれるα‐リノレン酸などの
必須脂肪酸なのです。
そこで「えごま」です。
保育園や幼稚園、小学校などの
給食ではあまり使われない「えごま」を
あえて取り入れて
子どもの脳の成長の助けになれば
と提供しています。
その他にも脳の成長を高めてくれる
脂肪が入っている食べ物として
菜種油、かぼちゃ、根菜類、緑の濃い野菜、
海藻、大豆製品、雑穀、、、などを
積極的に給食に取り入れて提供しています。
そして何より「えごま」は
とっても美味しい!!
今日のお味噌汁にすりおろした「えごま」を
入れていますが
それだけで、普段のお味噌汁とは
一味違う美味しさが生まれます。
ちなみに、えごま油は熱に弱く
加熱すると酸化しやすいので
えごま油ではなく
粒のまますりおろして
給食では使用しています。
もし、どこかで見つけたら購入して
みてくださいね。
お浸しにして和えたり
お味噌汁に入れたり
醤油と混ぜてふりかけにしたり
簡単で美味しく調理できます。
]]>
1月20日から大寒に入りましたね。
一年で一番寒い時期、
来週は寒波だといわれていますし
お気をつけてお過ごしくださいね。
大寒は二十四節気の最後の二十四番目の節に
あたり、今年は1月20日から2月3日までと
なっています。
大寒の最後の日が節分で
これが本当の大晦日にあたり
節分の次の日が立春。
二十四節気の第一番目の節になり
本当の一年のスタートとなる訳です。
現代の年末年始の考え方は西洋流であり
四季の変化に合わせた日本古来の
考え方は、2月の立春、春がスタートに
なっています。
春夏秋冬といいますし
やはり日本のスタートは春からなのです。
今から節分までは
体調も崩しやすい時期でもあります。
甘みが増してくる旬の大根などの野菜を
じっくり炊いていただいたり
お味噌やお醤油などの
発酵食品をいただいたりして
体の中からあたためてあげましょう。
だんだんと春の野菜である、
緑色の野菜も出てきます。
そんな春野菜で毒出しをしたりするのも
いいですね。
季節に合わせた生活を心がけて
一年のスタート、立春に備えましょう!
紅白なますや栗きんとん、魚の照り焼き、と
おせち料理給食でした。
お節を作る家庭も減り
お節を食べる機会も減っていると思います。
だからこそ、
給食で簡単にできるおせち料理を
提供したいと思っています。
食べ慣れない味に戸惑う子どもたちも
いるかも知れませんが
舌だけではなく
目で見て感じる食育も
時には大切です。
1月はじめの給食、
おせち料理でハレの日をお祝いしました!
今日の給食
ひえご飯
大根とさつまいもの味噌汁
魚の醤油麹焼き
ひじきの煮物
今日は子どもたちとのお味噌作りの日。
お味噌作りのみさ先生に来ていただき
お味噌の説明を聞いてはじめました。
お味噌は何でできているか教えていただき
実際に目で見て
触れて
香りを感じで作りました。
塩、麹、大豆を混ぜて、混ぜて、混ぜて。
足で踏んで、踏んで、踏んで。
丸めて詰めていく。
自分たちで作ったお味噌でお味噌汁を
いただく。
素敵な給食です。
先日のおやつに出したケーキです。
砂糖や卵、乳製品は全く使わず
安心して子どもたちに食べてもらえるケーキ。
可愛らしく仕上がりました。
]]>
先日の給食写真です。
コロッケはさつまいもとあわのコロッケ。
雑穀のもちあわがトロッと
美味しそうに炊けました!
ヒトは何を食べるかで、体は変わります。
そして、食べ物の選択で一番
重要であることが
生きたいのちが含まれているか
ということだと私は思っています。
現代栄養学では栄養素が重視されるので
タンパク質が多い食品がいいとか
ビタミンCがたくさん含まれているとか
カルシウムが足りていないとか
食べ物を栄養素で判断することが
多いと思います。
それが行き過ぎて
栄養素が強化された食品とか
サプリメントとか
栄養素を補うような食品もたくさん
ありますね。
それらはあくまで栄養補助食品なので
メインではなく、サブでなければ
いけないものです。
見た目ではどんな栄養素が
どれだけ含まれているか全く分かりません。
食品成分表でそれぞれの食品の
栄養素が表示されていますが
どんな土地で育ったものか
どの季節に採れたものなのか
地場の野菜なのか、ハウス栽培なのか
外国のものか、日本で採れたものか
そんな細かなことは分からず
人参ならすべてまとめて人参で表記され
ています。
そんな不確かなものを基準に置いて
食べ物の選択を行うと
間違えてしまうこともでてきます。
基準になるべきものとは
絶対に揺るがない
しっかりとした土台でなければいけません。
でも、栄養素というものは
季節により
野菜に含まれる栄養素は異なりますし、
どの土地で育ったかでも違います
ハウス栽培なのか、地場の野菜なのかでも
全く違います
野菜だけでなく、
穀類も肉も魚も卵も牛乳も乳製品も
全て同じ事がいえますよね。
その不確かな栄養素に振り回されて
本当に大切にしなければいけない基準を
無視している場合が
とても多いように思います。
食べ物は本来、大自然が作り上げた
傑作作品。
太陽の光、風、雨、雪、土、
土の中の微生物、小動物、、、
たくさんの恵みが生み出した傑作品であり
そこには必ずいのちがあります。
私たちが食べる目的は
元気な体をつくること
そして、人生を自分色に豊かなものにすること
そのために
いのち溢れる食べ物をいただくのです。
私たちのいただくいのちは
実は人間の手で料理され
生きている私たちがいただくことで
生まれ変わるのです。
食べたものは、体の中に入り、消化されて
やっと肉となり血となります。
消化とは、
一度そのもののいのちを消して
化かすこと。
いただいたいのちを一度消して
それを私たちの体に合うように
化かすことで、はじめて栄養になります。
一度消えてしまっても
その人に合った新たものへ
作り変えて、心身の栄養になってくれます。
人の手で人工的に作られた栄養素とは
この当たりが全く違うのです。
元気で豊かな心身を手に入れたければ
元気ないのちをいただく
その土地、その季節で一番元気なものを選ぶ
食べ物を選ぶ基準を
栄養素から自分が生きている
環境に変えてみましょう。
そうすれば何を食べればいいのか
クリアになってきますよ
]]>
今日の給食は
ご飯
白菜と大根の味噌汁
じゃがいものパン粉グラタン
ひじきとだいず入りの梅酢和え
でした。
寒い日だったので
お味噌汁が美味しく感じた給食と
なりました!
明日は少し早いですが
クリスマスケーキを出します。
お楽しみに!